使われなかった、備えの証
C-A-T(Combat Application Tourniquet)、未使用品。四肢からの出血を短時間で止めるために設計された止血帯で、軍の個人携行救急キットの定番装備である。
止血帯という装備
ウィンドラスを回して締め上げる構造は、負傷者自身の片手でも操作できるよう考え抜かれている。命に直結する場面で使われる、シンプルさこそが価値の道具だ。
いま、遺産として
未使用のまま残ったことは、この一本が実際の負傷の場面で使われなかったという幸運の記録でもある。備えとしての完成度は今も変わらない。






