使われた白い帯
約122cm×約4.5cmの白いドレスベルトは、バックルの無い中古品として伝わってきた。薄い汚れが見られ、実際に使用されてきたことを物語っている。
白という色の意味
白色のベルトは正装や儀礼の場面での使用が想定される色で、通常の野戦装備とは異なる文脈で身につけられてきたと考えられる。汚れの跡もまた、その使用の実態を伝えている。
作りと質感
幅広に仕立てられた生地は存在感があり、薄汚れを含めてその使用の歴史がそのまま残されている状態である。バックルを欠いた素の姿が、生地の表情をよく伝えている。
いま、遺産として
汚れという痕跡すら含めて、この一本は実際に使われた時間の証である。手を加えず当時のまま伝わっていることに、遺産としての価値がある。







