機体を守る備え
約15cm×17cm×11.5cmとやや大ぶりなこのキットは、ヘリコプターや戦闘機、戦車といった機体・車両に据え付けて使われるタイプの応急キットだ。個人携行用よりも一回り大きく、複数人分の処置に対応できる容量を持つ。
据え付け型という発想
個人が背負う小型のキットとは別に、機体側に常備される応急キットは、乗員全体の安全網としての役割を担う。緊急時に誰でもすぐ取り出せる場所に置かれることを前提に作られている。
作りと質感
未使用のため、ケースの角や表面に傷はほとんど見られない。硬質なボディは振動や衝撃の多い機内・車内での据え付けに耐える設計だ。
いま、遺産として
機体を守る備えとして存在したこの一箱は、実戦に出ることなく今日まで残った。当時の規格をそのまま伝える資料として価値がある。








