歩数で測る野戦の距離感
レンジャーペースカウンターは、野戦で歩いた歩数を数えるための携行具だ。地図とコンパスだけを頼りに移動する状況で、自分の位置を正確に把握するための道具として使われてきた。
作りと質感
上段に4個、下段に9個のビーズが配され、歩数を数えながらビーズをずらしていくことで距離を記録する仕組みになっている。歩測によって得られた距離をそのまま地図に書き込めるという、単純ながら実用的な発想だ。
いま、遺産として
GPSのない時代、あるいはGPSに頼れない状況で、自分の足だけを頼りに距離を測るという原始的で確実な方法がここに凝縮されている。新品未使用のまま、その思想を今に伝える一品だ。




