MOLLEが変えた携行の形
MOLLE II規格のバンダリア・マガジンポーチで、未使用のまま保管されていた一点。サイズは縦約21cm×横約29cm×奥行き約4cmで、複数のマガジンをまとめて携行できる大きめの作りだ。
MOLLEという規格
MOLLE(モール)は装備をベストやベルトへ自在に組み替えて取り付けられるよう考案された規格で、従来のALICE装備から米軍装備の主流を大きく塗り替えた。このポーチもその一つとして、任務内容に応じて自由に位置を変えられる設計になっている。
未使用が伝える工業精度
新品ゆえに縫製やベルクロの状態がそのまま確認できる。量産品でありながら寸法や縫い目の精度が高く、実戦を想定した規格化の徹底ぶりが見て取れる。
いま、遺産として
使われることのなかった一点だからこそ、MOLLE世代の装備がどのような質で作られていたかを正確に伝えてくれる資料でもある。






