誰かが袖を通した記録
カーキードレスパンツは、対のドレスシャツと合わせて着る勤務服として作られた被服だ。野戦での使用ではなく、式典や基地外での着用を想定した一本で、光沢を抑えたカーキー地の綾織が使われている。
サイズと採寸
サイズは30×31。実測はウェスト約74cm、股下約84cm、総丈約113cmと、同シリーズの中でも際立って丈長に仕立てられており、長身の着用者に合わせて作られた個体とうかがえる。
作りと質感
程度は中古品。新品個体と違い、実際に誰かの体に合わせて着用された記録が生地に残っている。縫製自体はプレーンフロントとベルトループというシリーズ共通の作りを保っている。
いま、遺産として
新品未使用とは違う、実際に着られた時間の重みを持つ一本だ。長い丈を活かせる着用者であれば、そのまま実用衣料として迎え入れられる。










