現代戦闘の形を決めたヘルメット
米軍のPASGTヘルメット、通称フリッツ・ヘルメットの中古品。サイズは59~61cmで、ヘッドバンドとチンストラップが付属する。
第二次大戦のドイツ軍ヘルメットに似た形状から俗にフリッツと呼ばれ、以降の各国軍ヘルメットの基準ともなった代表的な一品である。
形が語る防護思想
従来の丸みを帯びたヘルメットとは異なる、頭部を広く覆う形状は、破片や衝撃からの防護性能を高めるために採用されたものである。PASGTはその後の軍用ヘルメットの方向性を決定づけた存在といえる。
作りと質感
中古品としての使用感はあるが、ヘッドバンドとチンストラップが揃った状態で残っており、実際に装着していた姿を想像しやすい一点である。
いま、遺産として
頭部を守るという最も基本的な役割を担ってきたこのヘルメットは、そのシルエットだけで時代と用途を物語る実物資料である。









