ワイズ違いの一足
サイズ8W(約26cm)、高さ16cmのオールレザーコンバットブーツ、黒の中古良品である。Wは幅広(ワイド)を示す表記で、足幅の広い着用者に合わせて甲まわりにゆとりを持たせたモデルである。
高さは16cmとやや低めで、同シリーズの中でも軽快な部類に入る仕様と見られる。
ワイズという規格
ブーツは長さだけでなく幅の規格も用意されており、Wサイズは標準幅では窮屈に感じる着用者のための選択肢だった。細やかなサイズ展開が、実用装備としての行き届いた配慮を示している。
いま、遺産として
幅広という一点だけでも、当時の兵站がいかに個々の足の形に向き合っていたかが伝わってくる。








