使われた形跡
Lサイズの防弾ベスト、中古良品。金具のサビと裏面のテープ跡が、保管品ではなく実際に運用された装備であることを物語る。
サビとテープ跡
留め具に浮いたサビは湿気の多い環境での使用を、裏面のテープ跡は氏名や部隊識別のためのラベルが貼られていた名残を思わせる。ともに実物であることの傍証である。
作りと質感
Lサイズという大柄な作りは、体格の大きい兵士を想定した設計。汚れも含めて、量産された装備が個人の体に馴染んでいく過程を感じさせる一着である。
いま、遺産として
きれいに整えられた新品にはない生活感が、このベストを単なる複製品と一線を画す存在にしている。













