兵士たちが愛した相棒
縦約230cm×横約160cmのキルティング地、ポンチョライナーの中古良品である。ポンチョの内側にボタンで留めて使う防寒用の裏地として支給されてきた。
「ウービー」と呼ばれた理由
ベトナム戦争の頃から兵士たちの間で親しみを込めて呼ばれてきたこの裏地は、キルティングの中綿が驚くほど軽く暖かい。寝袋代わりに体に巻きつけて眠る兵士も多く、装備というより相棒に近い扱いを受けてきた。
作りと質感
格子状のキルティングが生地全体に空気の層を作り、薄手ながら保温性を確保している。230cmという長さは、頭からつま先まで包み込める余裕を持たせたものである。
いま、遺産として
戦闘装備というより、過酷な野営を支えた生活道具として、今もどこか温かみを感じさせる一枚である。







