軽さという発明
USAF ライトウエイトジャケット、38Sサイズの新品。ライナーが付属した状態で、軽量でありながら保温性を確保するという相反する要素を両立させた一着である。
絞りリブという工夫
袖口とウエストに設けられた絞りリブは、冷たい外気の侵入を防ぐための小さな仕掛け。フロントジッパー式の開閉と合わせて、着脱のしやすさと防風性を両立させている。
作りと質感
肩幅約44cm、袖丈約63cm、身幅約56cm、着丈約65cmという38Sの寸法は標準的な体格向け。新品ゆえに生地の張りやジッパーの動きも当時のままの状態で残っている。
いま、遺産として
軽量化と保温性という、防寒着に求められる相反するテーマへの一つの回答がこの一着に詰まっている。誰にも着られることのなかった新品という状態が、その設計思想をそのまま今に伝えている。











