同じ規格、少し違う一枚
前述の一点と同じくXLサイズのジャンク品Tシャツだが、寸法には個体差がある。同じ規格の中にも、実際に手に取ると微妙な違いが見えてくる。
量産の中の個体差
同一サイズ表記でも、生地の縮みや裁断のばらつきによって実寸は少しずつ変わる。肩幅約49cm、着丈約73cmというこの一点の寸法も、量産品ゆえの揺らぎを示す一例だ。
作りと質感
細かな毛玉や汚れがあり状態はジャンク相当だが、綿素材特有の柔らかさと厚みは健在で、着用の歴史を感じさせる風合いになっている。
いま、遺産として
一枚ずつ違う経年の表情こそ、量産された官給品が実際に人の生活の中で使われてきた証だ。







