顔を消すための道具
ホワイトとロームの2色からなるフェイスペイント、ドーランの中古品。雪上や寒冷地といった特殊な環境での偽装を想定した色合わせだ。
偽装という技術
緑や茶が主流の野戦用とは異なり、白を基調とした配色は雪原や氷雪地帯での活動に対応するためのもの。任務地形によって手持ちの色を替える柔軟さが、この道具には求められていた。
作りと質感
中古品としての使用痕はあるが、白系の発色は判別しやすく残っている。油性スティックの扱いやすさは他の色番と変わらない設計だ。
いま、遺産として
数ある迷彩色の中でも珍しい配色であり、特殊な任務環境を想像させる一点。地味な道具にこそ、用途の多様さが凝縮されている。




